その@ 誕生秘話
そのA ストーリー裏話1〜10話
ストーリー裏話11〜20話
ストーリー裏話21〜30話
ストーリー裏話31〜40話
ストーリー裏話41〜最終話
そのB リアルタイム年表
そのC キャラクター相関図
そのD 設定資料?

ストーリー裏話
(●ネタばれ:はマウスで反転させると読めます)

第41話:もう一つの想い

ジャンは少年の手に手紙を見つけるとそれがコゼットに宛てられたものだと悟った
少年からうまく手紙を受け取ると、その差出人がマリユスであること、今シャンヴリー通りのバリケードにいることを聞き出した。そして少年が立ち去ると手紙の内容に目を通した。

僕は死にます。君がこれを読む頃には僕の魂は君のそばに――

それはマリユスがコゼットに宛てた遺書とも呼べる最後の手紙であった
ジャンは手紙を読み終えると恐ろしい形相で笑みを浮かべていた。
――傑作じゃないか。私が手を下さずともこいつはもうすぐ死ぬんだ。こんラッキーなことはない
しかしすぐ憂鬱な表情に戻ると部屋に戻り、銃を手に一人街へ消えて行くのだった――

今回はジャンが改心して以降、最も自分の負の感情を表に出したエピソードとも言えます。
最愛の娘を奪われ嫉妬に狂う父親。ジャンの場合それ以上に生涯唯一心を許した存在を失う恐怖が大きかったのかも。
●今回は風邪が悪化して二週間近く寝込んでいるさなかの執筆だったので、かなり朦朧としてて制作工程を正直よく覚えてません(^^;)


第42話:誰がために

バリケードはそれ自体に重要な意味はない。敵の軍隊の寝返りや大衆の蜂起を待つための持久戦法であり。革命に発展するか暴動で終わるかの決定は民衆の手に委ねられていた。

民衆に蜂起の動きはない
じゃぁ――
この革命は失敗だ――

バリケード内では皆が玉砕を覚悟していた。
そこに突然ジャンが姿を現し戸惑うマリユス。
――なぜ勝ち目のなくなった戦いの中にわざわざ――

攻撃は断続的に行われ、確実に叛徒の戦力を削ぎ取っていった。そんな中ジャンは正確な射撃で敵の突入の機会を潰し、見方の犠牲を最小限に防ぐことに大きく貢献していた。
しかしジャンにとって戦いの勝敗などどうでもいいことであった。彼の目的はただ一つ――
コゼットの愛する男を守ることにあるのだから――

尊敬すべきかなジャン・バルジャン。本当はまだこの時点でジャンがバリケードに来た理由は明かさないで、ギリギリまで引っ張った方が演出的によかったのですが、このとき相当修羅場ってたのでシナリオを煮詰めるゆとりがありませんでした。(泣)
じつはこの時海外出張一週間前で、帰国するまでの4話分のまとめ描きを余儀なくされていたんです。ようやく当時のライフルの写真資料が手に入ってディテールにも凝ろうと思っていたのに、それどころじゃありませんでした。――ということで45話までは本業の合間に徹夜して描き上げたため、書き込みが雑な部分も多々あると思います。(でも、当時はそれでもかなり描き込んだつもりなのな。)一緒に海外出張する相棒のたえこちゃんにベタ塗りとトーン張り手伝ってもらいました。でも出版側との連絡ミスで44話にしかすぺしゃるさんくす出せませんでしたゴメンナサイ。


第43話:処刑人

敗色が濃くなると叛徒達は利用価値のなくなった捕虜ジャベールの処刑開始を決めた。その処刑執行人にジャンが名乗りをあげた。
ジャベールをその手で殺すことを許可されたジャンは彼をバリケードから連れ出すと、彼の縄を解いて釈放するのだった。

――君には悩まされるよ
いっそ――殺してくれた方がよかったよ

ジャベールが立ち去るとジャンは空に向けて銃を一発撃ち、叛徒の群れに戻った。
突然の砲撃がバリケードを襲い、四散する叛徒たち。周囲を見回すジャンの眼前に血まみれのマリユスが横たわっていた!

ジャンとジャベールの立場が逆転!しかもジャンの行動はジャベールの理解の範疇を超えることばかり。
今回のエピソードはもっとしっかり描きたかったですね。



第44話:暴動終結

爆撃と共に突入してきた国軍によりついにバリケードが突破された!その大攻勢に叛徒の防衛線は総崩れとなった

バリケードの陰でマリユスをかばい身を潜めるジャン。
脱出方法を探すジャンの目に何かが止まった

撤退を余儀なくされた叛徒たちは拠点にしていた酒場に追い詰められた。次々と倒されていく叛徒たち。二階に追い詰められたアンジョルラスを国軍兵の銃口が包囲した。

覚悟を決めたアンジョルラスの両脇に仲間が肩を並べる。
距離を置いて改めて国軍兵の銃口が彼らを狙う。

共和国万歳!

彼らの叫びと当時に銃声が鳴り響いた。
こうして6月暴動は終結した――

バリケードには叛徒・兵士たちの死体が折り重なっている。その脇に地価に続くマンホールが開いていた。
負傷したマリユスを連れて下水道に逃れたジャン――無事脱出できるのか?

6月暴動の歴史的意義付けや叛徒たちの蜂起した動機など、もう少し踏み込んで描いていれば、かなり感動的なエピソードになっていたjハズのお話です。ちょっと残念でしたね。
個人的にはミュージカルで観た暗闇の中地上からの光が差し込む地下道を歩くジャンの姿がスゴク印象的で、それしか意識になかったってのもありますが……



第45話:逃避行

下水道に逃れたジャンであったが負傷したマリユスを担いでの移動に披露の限界にきていた。
この頃のパリの下水道は整備されておらず、闇と悪臭が支配する迷宮であった。
もう限界だと思われたとき、前方から光が差しているのが見えた。

――出口だ!

たしかに出口はセーヌ川に続いていたが、ジャンとの間を巨大な鉄格子が無情に阻んでいた
立ちすくむジャン。そこに現れたのはなんとテナルディエだった!
テナルディエは逆光で彼がジャンだと気付かないようで、金銭目当てで殺した死体を捨てに来た男だと思い込んでいるようだった。

――あんた、外に出たいんだろ?取引といこうじゃないか。
あんたがそいつから奪った金をオレがもらう。代わりに出口の鍵をくれてやろう。悪い話じゃないだろ?

無言で取引に応じるジャン。ようやくセーヌ川に這い出して一息ついた時、背後に立ちふざがる男の影があった!ジャベールである!!


当時の地下水道は相当ひどかったらしいですね。糞尿・生活廃水は垂れ流し放題で、あまりの悪臭に失神者が出る始末とか。しかも地下を掘って作ったというよりも汚染された川の上に蓋をしただけといったつくりも多く、足場は悪いし管理もしてないしと、ひと一人抱えて彷徨うには相当なスタミナが必要だったことでしょう。

●ひとり言:》この時なんでタイミングよくテナルディエがいたのか?次回で理由がわかりますが、それ以上にクライマックスにおいてこの出会いが大きな意味をもってきます。――いやぁ最終回まであと少しですねぇ


第46話:逃亡の果てに…

ジャベールははじめ相手がジャンだと気付かなかった。
バリケードを後にした彼はすぐ別の任を受け手配中のテナルディエを追って張り込んでいたのだ

少し逮捕を待ってくれないか?
彼を家まで送り届けたいんだ
ジャベールは馬車を手配するとマリユスの手帳に記された遺書の宛先へ向かわせた――彼の祖父ジルノルマン廷へ
瀕死の孫を目の当たりにしたジルノルマンの取り乱しようはそれまでの冷徹な態度からは想像できないほどだったという

ジャンは戸惑っていた――
かつてファンティーヌの死に目に際して一切の温情を賭けなかった男である。その彼が叛徒であるマリユスを助け、さらにコゼットへの最後の面会を許可し今まさにジャンの家へ馬車を走らせているのだ――

心配して待っていたコゼットの出迎えを受けるジャン。
ジャベールはそれを見届けるとジャンを置いたまま馬車を出発させその場を立ち去るのだった――。

ここにきて全てが好転していきます。次回あなたはジャベールの生き様に同情を禁じえないかも。



第47話:ジャベール

ジャベールはジャンを降ろした後再びセーヌ川に戻ってきた
今彼の心はこの川の流れのごとく混沌としていた――

ジャベールは徒刑囚とトランプ占いの子として徒刑場で生まれ育った
自分が特殊な生活環境で生活していることに気付いたとき
彼は同時に自分が一般社会になじめない人間になってしまったことを自覚した

憎しみと憎悪にまみれた環境で彼が正義を求めたとき
人情を排斥し、『法』のみを全ての価値基準におく人生観に走ったことも無理からぬことであった
実際彼は警官として自分にも他人に対しても『法』に対して忠実であった
それこそが彼の生きる支えだったのだ

そのジャベールがジャンを見逃した――

ジャンは再犯の逃亡者である
法的には無期懲役の重罪にあたる男であり
法に忠実であれば即刻逮捕拘禁すべきである
――だがジャベールの本心の叫びがそれを許さなかった

彼は初めて己の信念に疑問を抱いたのだ
それは人情を廃し徹底的に法に忠実に生きたこれまでの自分全てを否定することである

――私自身にまで法を否定することはできない……

彼は静かにその身をセーヌ川に投げ込んだ。
彼は法に背いた己自身に法の裁きを下した――


単なる敵役から一気にジャンと双璧を成す『レ・ミゼラブル』なのだという認識に転換されるエピソードです。
正直ジャベールの生き様の原点を知ることで、すっごく情が行くというか、人間性を否定し続けたその姿勢がとても不器用で人間らしく思えてしまいました。



第48話:日の当たる場所

暴動の八ヵ月後、マリユスとコゼットは結婚式を挙げた。
マリユスの怪我もすっかり回復し、その間にすっかり性格の丸くなった祖父ジルノルマンがあっさりと結婚を許したのである。

ジャンはコゼットの戸籍をフォーシュルバン老人の娘として作り、婚姻のサインは手の怪我を理由に自分は書かず代筆させた。
全てはジャン・バルジャンという不幸が後々コゼットたちの幸せに影を落とさせないための配慮からである。

翌日ジャンはマリユスを呼び出すと自分が徒刑囚であったこと、今も逃亡中の身でありコゼットとは縁もゆかりもない赤の他人であることを打ち明けるのであった


写真が発明されていない当時、記念写真のかわりに画家に絵を描かせていました。現在美術的価値を認められている絵画の多くもこのようにして商業画家によって描かれたものが少なくはありません(肖像画や群像と呼ばれているたぐいがそれ)。

●ひとり言:》ちなみにマリユスを助けて送り届けたのがジャンであることを誰も知りません。ジルノルマンが駆けつけたときにはジャンは立ち去った後で、ジャベールもジャンを見逃した経緯から共に馬車に乗っていた男の記録を残しませんでした。マリユスは気絶してましたし――これがラストのどんでん返しへの布石になるんですねぇ


第49話:忍び寄る影

ジャンが徒刑囚であったことを知らされたマリユスは言葉を失った
コゼットとは偶然知り合っただけで本当の親子ではない――
マリユスは数日間頭の中を整理できない日々を過した――が頭を駆け巡るものが不快感であることは自覚していた

彼は愛する妻の実の父ではなかった――育ての親に違いないのだがもうそれ自体どうでもいいことだった

ジャンの用意したコゼットの支度金は60万フラン(現在の通貨価値で約6億円)にのぼった
これだけの財産を逃亡者に稼げるわけがない!

しばらくして知人の銀行員からマドレーヌ氏が60万フランの財産と共に依然行方不明であると聞くと
マリユスはジャンがマドレーヌを殺害し財産を奪ったのだと考えた

――現に彼はバリケードで警官を射殺しているではないか

こうしてマリユスのジャンへの印象は徒刑囚という言葉によって一変してしまった

その後ジャンは一切姿を見せることはなかった。コゼットは会いたがったがマリユスの態度に遠慮し強くは言い出せないでいた
ジャンは一人家で10年前に初めてコゼットと出会い、連れ帰る時に着せた小さな黒い服を胸に、むせび泣くのであった。

――1年後、マリユスの元にテナルディエが姿を現した!。


引き際を見つけた感のあるジャン。しかし自分の生きがいであるコゼットとの別離は身を引き裂かれる思いでした。
原作では過去をマリユスに告白した後、それでもコゼットに会いに来ることを許して欲しいを願います。はじめは受容していたマリユスは毎日訪れるジャンを不快に思い、応対に露骨な嫌がらせが目立ってきます。それを察したジャンは自ら訪れるのを止めていく――という展開です。コゼットは全く気付かない能天気娘と化していたようですが、本当はこのへんのジャンの寂しい姿を1話かけて描き出したらもっとラストが感動的になれたんだろうなぁとちょっと後悔しています。
テナルディエを登場いさせてしまったので挿入する機会を失ってしまいました。(泣)


●ひとり言:》年明け早々風邪で10日近くダウンしてたんですが、またぶり返しましてなかなか推敲ができないまま制作してます。おかげであとから「しまった!」と思うことがおおい今日この頃。残り2話となった現時点でも、最終話のネーム割が出来上がっているわけでなく、どんな帳尻合わせが待ち受けているのやらと冷や汗モンの毎日だったりします。


第50話:最大の功労者

テナールと名乗る男の訪問を受けたマリユスは男の正体がテナルディエであることに気付いていた。訪問の目的の見当も――
テナルディエは彼の義父にあたるジャンの過去をネタにゆすろうとしていたのだ。

マリユスは先手を取ってジャンが徒刑囚であったこと、マドレーヌ市長を殺害しその財産を奪い、ジャベール警部も射殺したことを告げた。
出鼻をくじかれたテナルディエは慌ててマリユスの誤解を正した。すなわち
ジャンとマドレーヌが同一人物であること。
ジャベール警部の死因が自殺であってジャンが殺したわけではないこと――
彼は丁寧にも当時の新聞記事を証拠として差し出した。
そして、彼が行った殺人とは暴動のあった夜下水道の中で人を殺して金品を奪ったことだと語った。
「彼が死体を担いでいるところを私はこの目で見ました」

――なんだって?

まさしくそれはバリケードで負傷した自分のことであった。
マリユスはテナルディエを警察に突き出したいところを抑えて、父の恩に報いるため財布を彼に投げつけ、それを持って去るよう言い捨てその場を去った。

マリユスは全てを知った。
ジャンがコゼットに残した財産は決して汚いものではなかったということ、
ジャンがあの尊敬されるべきマドレーヌ氏であったこと、
マリユスの命を救ってくれたのは他の誰でもなくジャンだったことを!

コゼット!お義父様のところへ行こう。
全ての誤解が解けジャンの元へ急ぐマリユス。しかしジャンはもう……


相変わらず悪党のテナルディエですが、ここで思わぬ貢献をします。
自分のゆすりの信憑性を証明するために、ジャンを弁護する結果に。ちょっとテナルディエのキャラがコミカルになっているのは今話の主題をハッキリさせるための演出です。あんまり悪党っぽい雰囲気出すと、こんな展開にならないだろうし、やってること自体「オマヌケ」なので……


●ひとり言:》やはりテナルディエ登場前にジャンがコゼットと別れたあと、孤独で寂しい老後を過していたエピソードを入れておきたかったですね。その上でマリユスの誤解が解けて全てがうまくいくようになる――となれば、橋田ドラマに匹敵する展開になったでしょうに。

第51話:誠実に生きそして……

ジャンは実年齢よりもかなり若く見える屈強の男だったが、コゼットと離れて暮らしたこの一年あまりですっかり老け込んでしまっていた。
生きる希望を失ったかのように――

――死ぬ前にもう一度だけ……

ジャンの命の灯火はすでに消えつつあった。
そこへコゼットとマリユスが駆け込んできた!
ジャンに抱きつくコゼット。溢れ出す涙――

しばらく二人を見つめていたマリユスが声をかけた。

「――お義父さん」

その言葉にジャンが応える。

「私を今でもそう呼んでくれるのか……
 ありがとう。
 私はあんたを息子としていつも愛せたわけではなかった。それだけは許してくれ……」

二人のわだかまりが解けていくのを見つめながらコゼットがジャンに語りかけた。

「お父様、今度こそ一緒に暮らしていただくわよ」

そんなコゼットに満面の笑みを浮かべながらジャンは応えた。

「コゼット……すまんな、迎えを待たせているんだ。」

宙を仰ぐジャン。
 ――司教様……ファンティーヌ

「二人でいつまでも……幸せに……」

二人に見守られ誠実に生きつづけた男は静かに息を引き取った――全てを成し遂げたかのように……


一応最終話の予定でしたが、ジャンの死を描くだけでページが埋まってしまって、なんの盛り上がりも演出できませんでした。
そこでもう一話、エピローグを追加することにしまして、次週が最終話です。


●ひとり言:》原稿届けに行ったら、あと2話連載を延長してくれと言われましたが、渡韓スケジュールからして1話が限界でした。
――この時点ですでにかなりテンション落ちてます。一番の盛り上がりを見せないといけないクライマックスなのに、身の回りの整理に追われて、半分やっつけ仕事になりつつあります(死)。――でも可能な限り投入して描いてはいるのでご勘弁くださいネ。ネ。ネってば……

第52話:Fatal(最終話)

ジャンの遺体はペール・ラシェーズ墓地に埋葬された。

ジャンは死の間際コゼットに母ファンティーヌの肩身のブローチを手渡していた。
娼婦だったことは告げず、ただ素晴らしい女性だったと――

5歳で別れた母の面影
コゼットには見えた気がした。

ジャンの死瞬間――
ジャンがいつも大切にしていた銀の燭台が輝き、二人の天使がジャンを迎えに来たのを――



ジャンの墓石に名前はなかった。
それがジャンの遺言であったから。

しかし誰かが書付けたらしい詩が鉛筆で記されていた――

彼ここに永眠す、
数奇な運命にもかかわらず、
彼は生きた、
天使を失うや、
彼はみまかった。
死はひとりでに訪れた。
さながら昼が去り 夜が来るように――。

Fatal
これはある男の数奇な運命を綴った物語――


すでに渡韓準備に追われまくり状態で、心ここにあらず状態でした。スミマセン(汗)
一年間本当にありがとうございました。(かしこ)


●ひとり言:》ジャンを迎えに来た二人の天使、一応ファンティーヌとミリエル司教のつもりなんですよね。死者の魂が迎えに来るのに天使の姿ってのもどうかと思ったのですが、羽根でも生やさないと絵にならなくって(爆)――全体に白っぽくなってポイントの散漫な絵図らになってしまいました(汗)
――ちょっと後悔。




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